2023年12月号
大屋夏南が着る秋冬コレクション
今年のリブランディグで、より洗練された
ジル スチュアートから新作が到着。
「優しさと強さ、繊細さと大胆さ」を
コンセプトとしたアイテムは、
優美かつ凜とした女性を演出してくれるものばかり。
そんな気高いイメージにふさわしいモデル・大屋夏南さんが
シックなムードで着こなしてくれました。
柔らかな表情に見せてくれる、ニュアンシーなベージュのワントーンコーデ。軽やかなシャギーニットに重厚なウールコート、微光沢のタックパンツ、といった異素材MIXな組み合わせで、メリハリのある着こなしに。足元にはメタリックなシューズを選んで、トレンド感もプラス。
プリーツフリルの襟に、無造作に垂らしたブラックリボンー。エレガントなブラウスに、あえてハードなレザーパンツを合わせ、大人だからこそ楽しめる甘辛コーデが完成!リュクスなボアコートがギャップのある着こなしの架け橋となり、全体を上品な印象にまとめてくれる。
1枚でも露出し過ぎない程よい開きのVネックカーディガンは、やや肩を抜くことで絶妙な気だるさが◎。ミントグリーンが愛嬌たっぷりな起毛ニットだから、ボトムはミニマムな黒で引き締め。一見ミニスカートながら実はショートパンツという、大人への配慮も嬉しい。足元はブーツで、肌見せのバランスを調節して。
今年新たな一枚を手に入れるなら、首元のアレンジが新鮮なこのコート。コート一枚でレイヤードが成り立つデザインは重宝しそう。さらに濃い色のブラウンは、甘い白を大人っぽく見せたり、逆に黒で引き締めたり、他の濃い色を差して配色を楽しむこともでき使い勝手抜群。
今季さまざまな場所で見かけたブルー。ニット自体、起毛したモヘア風の素材で表情があり、シンプルな白パンツと合わせて着ても十分な存在感。クルーネックは、シックにもラフにも着ることができ、コーデの幅が広がりそう。
ピンクのなかでも大人っぽさのある濃厚なピンクのコートは、ノーカラーと相まって華やかだけど上品なアイテム。いつものコートと置き換えるようにベーシックなブラウスとデニムにさっと羽織るぐらいの気兼ねない着方がポイント。ベロア素材のバッグやスエードのカラーパンプスで、さり気なくクラシカルにテイストづけ。