

JILL STUARTの秋服を2週に渡ってスタイリング。
2週目はツイードにチェック柄、ファージャケットetc.
秋のムードを意識したコレクションに
伊東さんならではの、
エッジを効かせた5つのスタイリングを
コーディネートのポイントと共に紹介します。








「ツイードジャケットに黒のニット合わせは定番だけど、ただのコンサバコーデに見えないように、カーディガンとタートルをレイヤードして一癖プラスしました。小物はバンブーハンドルのバッグやパールアクセでクラシックに振り切った方が可愛く仕上がります。ソックス合わせもおすすめ。」








「マニッシュ感が強いセットアップにあえてカジュアルなアウターを合わせて固くなり過ぎないように着るのがポイント。チェック柄のビスチェはインナーを着ても可愛いけど、思い切って1枚で軽いアウターを羽織る方が可愛い!たくさんブローチをつけて、大きめのピアスで遊び心を入れてみました。そうすることで、かっちりしたセットアップがコンサバじゃなく、お洒落に見えます。」









「最近は、ベージュやグレーのニュアンスカラーをレイヤードするのが好き。中のシアーな白を引き立たせるために優しい色使いでまとめました。マニッシュなIラインのスカートに、ベージュのニット、もこもこブラウンのアウターで、トーンを揃えて素材感を引き立たせるイメージです。全体がぼやけないようにシルバーの小物で、ピリッとモードなエッジを効かせるのが大事。」






「デザインが効いたモードなシルエットのワンピースだから、引き立たせるためにオールブラックでまとめました。でも、モードになり過ぎない方が好きだから、華奢なアクセやパールなどフェミニン要素のあるジュエリーで抜け感を出すのがポイント。黒のワンピースは、気合が入って可愛くも見えるからデートや大切な日に着たい勝負アイテムです。」








「くすみブルーが可愛いワンピース。この絶妙な色を邪魔しないようにバッグは白を合わせました。ボリュームスカートはフェミニンな印象になりがちだけど、バッグにバックルが付いていることで程よいエッジが生まれます。黒でも可愛いけど、白の方が適度なエッジを効かせられます。1枚で完結するワンピは1枚あると便利!」


スタイリスト
伊東牧子 さん
スタイリスト加藤かすみさんに師事し、独立。数多くのタレントや女優、雑誌「sweet」や「ar」、広告、カタログなどのスタイリングを手がける。プライベートでは、3歳の女の子を育てる一児の母。女っぽさの中に、力が抜けたカジュアル感をMIXさせたスタイリングが評判。
Styling:Makiko Ito
Photographer:Ikkei Teranaka(ADDICT_CASE)
Hair&Make-up:Yusuke Kasuya (ADDICT_CASE)
Web designer:Sugako Kobayashi(TOPLOG)
Editor &Writer:Naoko Hirose